3日目の雪かき

大雪から3日目の朝。
2時間ほど屋根の雪下ろしをした後、マルを連れて近くを偵察に行ってみた。

マル

うちから数百メートルほど行ったT字路の先、線路沿いの道路がきれいに雪かきされていた。
その先まで行ってみると、JRの作業の車が数台止まっていて、中央線の線路に倒れ掛かった赤松の木を撤去する作業中。
なるほど、それで優先的に雪かきをしたわけだ、と妙に納得。

雪

家に戻り、再び作業場の屋根に上る。

雪

午後までかかって、どうにか屋根が潰れない程度の雪下ろしが完了。
あー、疲れた。

雪

ところが、屋根の下はこの有様。

雪

あゝ。この雪の山をどかさないと車が出られない。

雪

雪かきは一度忘れて、現実逃避の野鳥観察。
昨日来ていたヒヨが今日も来ていた。
周りの小鳥を蹴散らしつつ、縄張りを主張中。

雪

シジュウカラ。

雪

ヤマガラ。

雪

午後3時過ぎ、富士見ではめったに走らないラッセル車が、前の道路を除雪し始めた。

雪

子供たちも外に出て来て、除雪作業を観察。

雪

夕方、かみさんと二人、屋根の下にたまった雪の山を手作業で撤去し始めた。
小一時間作業したところで、救世主登場。
この辺の除雪をして下さっている建設会社の方が、我が家の雪の山を重機でかいてくれたのだ。
人力では半日以上かかりそうな重労働が、10分ほどで終わってしまった。
ありがたや。

雪

今回の大雪は、山梨県を中心に、あちこちで被害が出るなど、災害と言って差支えないほどのものだった。
うちでも二日ほど家に閉じ込められたものの、特に被害のようなものはなく、子供たちも無事に過ごすことが出来た。
こういう非常時には、特に我々日本人は、人のことを思い優しくなれるような気がする。
実際うちの周りでも、人のために雪かきをしたり、スタックしている車を手伝ったりする人に出会った。
そういう善意に出会うと心が温まり、自分もそうしなければと改めて思うことが出来る。

夕方、除雪の状況をみながら街まで行ってみた。
街中の道路状況は極めて悪い。
雪が残り、深い轍が出来ていて走りづらい上、自動車がすれ違うことが出来ないほど道幅が狭くなっている場所が多い。
それでも、何とか無事たどり着き、そして帰ってくることが出来た。
西友はすでに閉っていたが、その他のスーパーやドラックストアは通常営業。
ガソリンスタンドには「レギュラー入荷待ち」の看板が。
雪かきや物流など、目に見えないところで努力している方がたくさんいることを実感。
ありがとうございます。
しかし、完全に元に戻るまでにはまだまだ時間がかかりそう。
もうしばらく、あまり焦らず、何とかこの状況をやり過ごしたい。
何しろ、暖かくなれば、雪はいずれ融けるのだから。

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