信州飯田の一二三屋まん十

年明け後、初めて飯田の実家に帰り遅い初詣。
実家がある信州飯田には、老舗のお菓子屋さんが多い。
その一つ、一二三屋さんの黒糖饅頭。
僕が子供の頃には既にあった、この饅頭一本で営業を続ける老舗だ。

一二三や

店は、中央通りからリンゴ並木を少し入ったところにあり、以前から全く変わらない、こじんまりとした店舗で営業している。
昔から変わらぬ味で、大好きなお店だ。
知り合いにも上げようと、時々多めに買って帰るが、日持ちしないのでごく限られた人にしか行き渡らない。
日持ちしないのは、競争力とか効率とかからすると不利な要素のはずだが、そのスタイルを変えずに守っている点がすごい。
ここのお饅頭はアピタなど近くの販売店でも買うことが出来るが、出来たての味は格別なので本店で買うのがおすすめ。
飯田に行かれる機会があればぜひどうぞ。
営業は年中無休のようだが、その日のお饅頭がなくなれば店は閉まってしまう。
この日も午後4時頃、20個買おうと思って行ったが、「すみません、残り11個しかありません」とのことでその11個を有難く頂いてきた。
包んでもらっている最中も別のお客さんが来たが、「すみません、今日はなくなってしまいました」。まさにぎりぎりセーフ。
僕も「もうありません」と言われた経験は何度かあるが、最後の残りを買ったのは初めて。
4時ごろ行くとこのスリルが味わえるかも。

ちなみに、飯田にはまだまだ素敵なお菓子屋さんがたくさんある。
タイミングが合ってたまたまその日、その気になったら紹介します。

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