安曇野パーマカルチャー塾でご一緒した、原村在住の通称「月ネエ」。
自宅は立派なドームハウス。
以前から工事を頼まれていたのだが、先日打ち合わせのつもりでお邪魔した際、ひょんなことから附属建物(倉庫)を作りましょうということになった。
そこで、今年のパーカル塾の建築実講師、アースバックハウスの東君に連絡して、二人プラス何人かの助っ人で丸太小屋を建てることになった。
材料となる丸太は、この土地を造成した時に伐採してあったカラマツ。
その土地に生えていた木で家を建てる。まさに理想的な展開。
基礎などの家の造りは、相談の結果、いわゆる掘立小屋に決定。
重機で穴を掘る。
掘った穴に小石を敷き、「タコ」と呼ばれる道具で転圧。
そこに皮をむいて磨き、防腐剤を塗った丸太を立てていく。
月ネエとご主人、更に、二人の有望な若者が手伝いに来てくれたおかげで、良いペースで作業が進んだ。
3本のうち、2本桁を乗せたところで今日の作業は終了。
明日また作業をして、野地板まで終わらせる予定。
当初は細い足場丸太のような材料で、簡単に作る予定だったが、急きょ敷地にある材料を使うということで、思いのほか立派な小屋が出来そうだ。
基礎工事を省略した掘立という工法にも思わぬメリットがあったり、丸太の本数といいサイズといいちょうど良いものがそろっていて、建物が勝手にどんどん良くなっていくイメージで進んでいる。
原木の丸太、捨ててしまう前に色々な活用方法があると改めて実感。