新潟に住む友人から、お土産にカニをもらった。
物流が今ほど発達していなかった時代、長野県では海のものがとても珍しかった。
僕が子供の頃、新鮮な海の幸というのはほとんどなくて、イカの塩漬けとか、干物とかのどちらかというと保存食をたまに食べるくらいだったが、今は普通に刺身でも珍味でも食べられるのが当たり前、贅沢になったもんだ。
実際僕が本物のカニを食べたのは、大人になってから。
そんなこともあり、我々大人は、カニというとつい身構えてしまうが、子供たちは頓着なし。
ウチの子供たちはみんな、大喜びでしゃぶりついていた。
頂いたカニは、我が家だけでは食べきれないほどの量だったので、半分は知り合いの所におすそ分け。
代わりに自宅で育てたブドウを頂いた。
カニもブドウも美味しく頂きました。
遠くの友人と近くの友人に、感謝。