先日届いた織部釜の慣らしが終わり、この日初めて、漆喰かまどを使って固形燃料でご飯を炊いてみた。
5分搗きした玄米を研いで、釜にセット。
蓋をして固形燃料に点火。
こちらは植田親方のミニかまど、2合炊き用。
そしてこちらは、加村さんの3合炊きかまど。
20グラムの固形燃料が中途半端に残っていたので、左は2つ、右は5つ使って炊いてみた。
30分後、見事な炊き上がり。
美味しくいただきました。
織部釜を注文した際、嫁さんが窯元の方に「固形燃料で焚くんですよ」と説明したところ、果たしてうまく炊けるかどうか、と心配しておられたそうだ。
確かに、よくある固形燃料用のコンロでは、ここまでうまくご飯は炊けないかもしれない。
しかし、この漆喰かまどとミニかまどでは、短時間で美味しく、手間もかからず、しかも失敗なしでご飯が炊けるのだ。
今となっては、我が家の子供たちも、もう慣れてしまって驚きもしないが、知らない人が見たら、固形燃料でこれだけおいしくご飯が炊けるというのは、やはりびっくりされるのではないかと思う。
ずっとこのかまどに合う陶器の釜を探していたが、2合、3合炊くのにちょうどいい釜が見つかった。