タイコ丸太の車庫

このところ、予定に入っていなくて突然降ってわいたように入ってきたのに、なんだかとても楽しくやりがいのある仕事が続いている。
前々回の石積みの家の仕事もそうだったし、今取り掛かっているタイコ丸太の車庫も、そうした突然やることになった仕事の一つ。

車庫

材料は、お施主さんがストックしておられた米ヒバの枕木プラス、八ヶ岳産6メートル30の唐松を地元富士見の製材所で賃引きしてもらい、七寸のタイコに落としたもの。
他の柱も同じく唐松の七寸角。
これに貫を通し、タイコ引きの梁を乗せる予定だ。

車庫

ちょうど今、新築で別の現場があるのだが、以前から連絡をくれていた大工さんが応援に来てくれることになり、それでこの車庫を手伝ってもらえることになった。

で、素晴らしいのは応援に来てくれたその大工さん。
よくうちごときに来てくれたものだと思うほどの実力の方で、手伝いというよりもむしろ、建築工房 藁をというか、僕自身を再教育しに来てくれたようなものではないかと感じている。

車庫

左官屋さんには、今まで何人も日本を代表するような方ともお会いしたことがあるのだが、大工さんとなるとこちらがビビってしまうのか、トップクラスの方とお会いする機会がこれまで無かったのだ。
それが今回、おそらく日本でも屈指の大工さんの仕事を身近で見られる機会を与えてもらい、心底感じることが多かった。

左官屋さんは、僕にとっては異業種であり、どんなに実力がある人でも、別の世界の名人ということで、僕自身は部外者として割と気軽に接することが出来た。
ところが相手が大工さんとなると同業者であり、どうしても真剣にならざるを得ないし、一流の仕事を見ることで、自分の実力不足も痛感している。
と同時に、そういう人に一歩でも近づきたいという気持ちも湧いてくる。

このタイコ丸太の車庫、完成まではもう少しかかりそうだが、今までやらせてもらったどの仕事とも違う気持ちで臨んだことは確かで、その大工さんが帰られても、そういう気持ちで完成させたいと思っている。

大工のSさん、そして仕事を依頼してくれたお施主さんに感謝。

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