破傷風

現場で小屋の解体中、左手人差し指にチクッと痛みが走った。
仕事がら、材木のトゲを刺すことはよくあるのだが、その時は釘の先端が刺さったようだ。
よくあることだし、痛みもあまりなかったのでそのままにしていたというか、ほとんど忘れていた。
ところが翌日の昼、昼食を食べ終わったころから痛み出し、あろうことか腫れてきた。
それでも仕事を続けていたのだが、指が曲がらなくなってきてどうにも作業がやりずらい。
一緒に作業を手伝ってくれていた施主さんに見せると、すぐ病院に行った方がいい、ということで近くの病院へ。
ちょうど午後の診察が3時半からということで、その日の午後、その病院の最初の患者となった。

見てくれた外科医の話によると、ちょうど僕の年代の人は、子供の頃に受けた破傷風の予防接種の効果が切れてくる頃なのだそうな。
「むしろ大ごとになる前に、気付いて良かったです」とのこと。
仕事がら小さい傷はしょっちゅうなので、この機会に、勧められるまま破傷風の予防接種を受け直すことにした。

人間生きているといろんなことがある。
今年に入ってから、身の回りでも小さなトラブルがぽつぽつ起こって来ていて、最近気を付けていたのだが、些細なこととはいえ、しばらく指が使えなくなってしまった。
起こったことは仕方ないし、よくそれくらいで済んだものだと、むしろ喜ぶべきだと思う。
そのおかげで、破傷風の予防接種を受けることが出来たのだ。

何もなければ知らずに通り過ぎてしまうことも、トラブルが起こることでちょっと立ち止まり、原因を深く考え気付くことが出来る。
そしてそのトラブルが、出来るだけ小さな出来事で済むかどうか、その時の対処の仕方一つで決まってくる場合が多い。
大難を小難、小難を無難に。
トラブルでへこんでいるよりも、同じようなトラブルに巻き込まれないためにはどうしたらいいのか、それをどうやって次に生かすか、そのことを考え行動した方がいい。
指の怪我で、改めてそんな気持ちになった。

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