博山先生作、建築工房 藁 看板

先日、八ヶ岳ブレッドの看板設置の仕事が終わって、数日後にお会いした時、博山先生が仰った。
「杉山さんに、何か字を書いてあげよう。」
「ありがとうございます。」

後日、先生の工房に伺うと、どんな字が良いか相談が始まった。
以前から、先生に書いてほしいと思っていた「藁」という字を書いてください、とお願いした。
先生は書棚から何冊か本を引っ張り出し、書体や文字のイメージを、中国の古い書家の書いた文字の中から見比べて、このイメージでいこうということになった。

更に数日後、たまたま別の用事で電話すると、ちょうど今字を書き終わったところとのこと。
早速、帰りに先生の工房に寄ると、出来たてほやほやの、まだ墨が乾いていない先生の作品が出来上がっていた。

その後ワークショップがあったり、本業で忙しかったりして、しばらくそのままになっていたが、先日ようやくパネルを作り、近くの表具屋で貼ってもらって、やっと飾れるようになった。
それがこちら。
大きさは、縦1100ミリ、横800ミリの立派なもの。

藁看板

日本語の「藁」という字は、草冠に高い木と書くが、中国の古い文字を見たら、草冠に高いか、もしくは高い木のどちらかだった。
確かに日本の「藁」という字は、例えば「峠」のように、後から日本で作った字という気がしないでもない。
先生も「バランスとしては草冠はない方がいい」ということだったので、とにかくお任せしたところ、この字が出来上がった。

オリジナルの表具としては完成したが、本当はこれを大きな無垢板に移して、彫って色を塗って看板として完成させたいと思っているし、先生もそのつもりで字を書いてくださったのだ。
うちに杉の立派な厚板があって、それに彫ろうかとも思い先生にも見て頂いたが、「看板にするにはちょっともったいないなー」ということだったので、今その材を探しているところ。

この看板を掲げられるのはもう少し先になりそうだが、立派な字を書いてくださった先生には大感謝。
そして、看板を彫るという楽しみも同時に与えて頂いた。

商売をしている人にとって、看板はとても大事。
その大事な看板を、ストーリーも含めて大事に育てていきたいと思った。
早く板を見つけなければ。

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