ぐうたら村にトイレ棟を建設するプロジェクトが始まった。
トイレ棟のオーナーさんはT大学のO先生。
O先生のゼミの生徒さんたちが、計画から実際に建てるまでを体験することになった。
自己紹介の後、先ずは3つの班に分かれて、それぞれアイデアをまとめて発表。
ちなみに今回参加した学生さんは女性ばかりだったが、4月からは社会人となりほとんどの方が保育の現場で働く事が決まっているそうだ。
ぐうたら村のトイレは配管などはせず、簡易式のコンポストトイレを設置する予定。
写真に写っているのは、以前まだウチにトイレがなかった頃に作ったコンポストトイレ。
撹拌する仕組みなどはなく、1日使い終わったらその度に中身を捨てるいわゆる交換式。
で、学生さん達から出されたアイデアがこちら。
僕としては、安曇野パーマカルチャーのイメージで入っていったのだが、当然参加者の年齢も目的も違うので、途中で大きく方向転換が必要だった。
彼女たちは良く言えば元気で若さがあり、悪く言えば幼い。
O先生とぐうたら村オーナーのゴリさん、そして私のおじさん3人は、そんな彼女たちのパワーに終始たじたじだった。
それでも皆さんから出た意見を集約して、これから建てる建物のイメージを何とか一つにまとめるところまで持っていくことが出来た。
トイレと建築と保育、一見全く関係のないこれらのキーワード。でもこの世の中につながっていないことなど何もないはず。
小さなコンポストトイレとそれを入れる小さな小屋の建設を通して、将来の保育や子育てに繋がる何かを自分たちで発見してくれることが出来れば、おじさん達は嬉しいです。