タタミハウス

原村に建築中のタタミハウス、先日ワークショップで土壁塗りを行ったが、壁が乾いたのでいよいよ畳を貼る作業を始めた。


タタミハウス

少し前の話になるが、友人の紹介で岡谷の畳屋さんと知り合いになった。
岡谷市の杉浦畳店
彼は4代目で、今は先代の親父さんと一緒に仕事をしているそうだ。
大体我々と同年代。

タタミハウスに興味を持ってくれて、「古畳を壁に使うという発想は、畳屋には出来ない」と、しきりに感心してくれた。
その時は彼の工場で色々話をしたのだが、道具や材料など色々見せてくれて、工場見学をしているようで、とても勉強になった。

その時「畳を切るのに苦労している」と相談すると、
「今はほとんど使っていないから」と、畳を切るジグソーを貸してくれた。
それがこれ。

タタミハウス

そのジグソーが、今大活躍している。

今まで畳を切るのに丸鋸を使っていたが、糸が絡まってとても大変だった。その上曲線に切ることが出来ない。
ところがこのジグソーを使うと丸い穴でもこの通り。

タタミハウス

真っ直ぐだろうが曲線だろうが、畳を思いのまま切ることが出来る。
良い道具があるものだ。
タタミハウス

先日、その畳屋の彼が現場を見に来てくれた。

タタミハウスを作るのに、一番力を貸して欲しいと思っていたのは、実は畳屋さんだ。
お互いにメリットがあると思うし、何より畳について誰よりもよく知っているのが畳屋さんなのだ。
強力な助っ人現る、という感じ。

杉浦畳店の4代目はブログを書いておられます。
先日タタミハウスを見に来てくれた時の様子も早速載せて下さったので、興味のある方はご覧下さい。

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