毎年ちょうど今頃、冬の時期は、比較的仕事も一段落といった感じで、忙しい時に出来なかった自分の仕事をやったりしている。
普段は「紺屋の白袴」という諺の通り、自分の事はいつも後回しになってしまう。
それでもこの冬は、一念発起して工房の建築に取り掛かった。
看板も出来たことだし。。。

実は昨年の6月、建築基準法の改正前に、駆け込みで確認申請を取っておいたのだ。
アネハ事件後の法改正で、確認申請が厳しくなる直前だった。
確認申請を取ると、ちょうど完成した頃を見計らって色々な業者からチラシが来る。
ウチにも10月頃「ガーデニングはいかがですか」というチラシが2枚来た。
皆さん商売上手だね。
ところがウチの場合、その頃は完成どころかまだ着工もしてなかったのだ。残念。

ちょうどその頃は忙しくてそれどころではなかったが、昨年末から暇を見て基礎工事を始めた。
図面では布基礎だが、自分で布基礎をやるのは手間と予算がかかる。
そこで今回は独立基礎にして、屋根が出来た後、その間を石積みにすることにした。
そして今年に入って刻みと建て方を始めた。
材料は、昨年2月に知り合いの山で伐採したカラマツを、製材所でタイコや3寸5分角に引いておいたものだ。
製材してから約1年が経ち、ほど良く乾燥してねじれや曲がりなどの癖も出ている。
当然だが悪いものはハネ、良いものから使っている。
本当はせめて4寸角を使いたいが、丸太の径が小さく3寸5分が精一杯だった。
自分の工房だし、後で土壁にするつもりなのでそれで充分なのだ。

この2週間ほど、毎日作業をしたが、何しろ一人でやっているのでなかなか仕事が進まない。
それでも昨日、やっと棟上げをすることが出来た。

工房

ここ数日はとても良い天気で、作業をしていても気持ちが良かった。
工房を建てている土地からは遠くに富士山を望む事が出来るが、ちょっと疲れた時など仕事の手を止めて富士山を眺めると、とても元気が湧いて来るのだ。
富士山には不思議なパワーがある、と誰かが言っていたが、本当かもしれない。

毎日作業していると、同じ時間に決まっておきる現象がある。
午前中は上空に飛行機がたくさん飛んでいるし、電車も決まった時間に通る。
そして夕方になると東の空に、決まって月が現れるのだ。
ちょうど仕事終わりでほっとして空を見上げると、くっきりと月が浮かんでいる。
そしてその月は、毎日少しずつかけていくのだ。
昔の日本人が月で暦を作ったのが少しわかる気がした。

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