下小屋

建築工房 藁 の作業場は4間×5間。そこに数台の木工機や様々な道具類、沢山の端材、畳やら左官道具やらガラクタまで、色いろ放り込んでいて飽和状態。
次回の仕事のため、今の工房を延長する形で、丸太足場を使って屋根を掛ける作業をした。

下小屋

こういう大工の仮設の作業場のことを「下小屋」という。
下小屋の「下」とは、下準備の「下」、下ごしらえの「下」かなと勝手に思っている。でも多分そんな感じでしょう。
下小屋

そこへ材料が運び込まれた。
今回は杉の構造材。今回運び込まれたのは横架材のみ。柱や土台は、この刻みが終われば搬入する予定。量的にはこの倍はありそう。
下小屋

これらの梁や桁、棟木の材料、ほとんどが6寸(180ミリ)角以上。一番大きいので9寸(270ミリ)角。
材料を運んでくれた製材所の若い人二人と、こちらも二人の合計四人で下小屋に運び入れたが、二人で動かすのがやっとという材料もあって、かなりの重労働だった。
下小屋

丸太足場にトタンの屋根をかければ、下小屋は完成。
このトタンも、以前に色いろな所からもらってきて取っておいたもの。邪魔な時もあったけど、捨てなくて良かった。

今年は6月~7月にかけて雨が多く、下小屋の必要性を感じていた。雨が降ると外で作業が出来ないからね。
また夏場は、こういう屋根があると、直射日光を避ける事が出来るので、仕事の効率が上がるんだ。
丸太の下小屋は、仕事としては丸太足場の延長。間伐材の杉の小径木を、番線で縛っていく作業。この構造結構丈夫で、20年は平気でもつと思う。まさに下小屋には最適。
この下小屋で、これから墨つけと刻みが始まる。

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