前日の続き、ミニドームのフレーム、上の5角形を組み立てた。
今回作ったのは、正三角形を組み合わせた正20面体のドーム。
ドームハウスの、最も基本となる原形。
床が五角形になるため、見る角度によってそれぞれ傾斜が異なるのがおもしろい。
山形の三角形は外側に開き、逆のV字型の壁は内側に傾斜している。
ぐるっと周囲を回ってみると、全く別の建物に見える。
とても不思議だ。
下の写真、建物が右に傾いているように見えるが、そうではない。
この正20面体ドームの特徴は、全ての三角が正三角形になっていること。
つまり、材料の加工が、みんな同じ仕様で済むのだ。
今回、そのメリットをあえて少しだけ崩し、中央に薪ストーブを設置するための穴を屋根の中心に空けてみた。
下から見た図。
このミニドームも、設計・施工含め、今仕事に来てくれているドーム専門の大工さんが協力してくださった。
感謝。
この後建てるドームハウスは、直径約14メートルという大きなもの。
その前に、この小さなミニドームを作ることで、予行演習が出来、ドームの基本を学ぶことが出来た事は大きな収穫だった。
このミニドームを、全てガラス張りにしたいというのが現時点での理想だが、移動することやガラスの強度、予算など考えると色々迷うところ。
でもドームの温室、いつかやってみたい。