ポプラ

小学生の頃、学校の校庭に大きなポプラの木があった。
他にも、ポプラと同じくらい幹回りが太く立派な木は何本もあったが、そのポプラが小学生の頃の記憶として特に印象に残っているのは、その独特な匂いを覚えているからだ。

今通っている新築の現場の目の前には、道を挟んで、新しい校舎で設備の整った高校がある。
その道路沿いの並木に、大きなポプラの木が2本植わっている。
幹の太さはざっと2メートル以上、風が吹くたびに大きな葉をざわざわとさせる、存在感のある立派な木だ。
毎日、現場に行くたびに見上げては、なぜか嬉しくなる。

ポプラ

そのポプラの木、春になっても何故か、小学生の頃嗅いだ、あの匂いがしてこない。
「種類が違うのかな」と思っていたが、梅雨に入り雨が降り出すと、あの懐かしい匂いを放ち始めた。
果物の熟れたような、少し甘い香。
特に雨の日、匂いは強くなるようだ。

小学生の頃、友達に「ポプラの木、なんだかくさいよね」と言ったが、彼は「そうかなー」と何も感じていないようだった。
人によって匂いの感じ方は違うのか、僕が特に敏感なのかよく分からないが、とにかく気になるこの季節のポプラの匂い。
ポプラの巨木の存在感と共に、子供の頃の記憶も蘇ってきて、懐かしく小学生の頃のことを思い出した。
あのポプラの木、まだ校庭に残っているだろうか。
そしてこの目の前のポプラの木は、今の高校生たちに、どんな思い出として残るのだろうか。

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