週末を利用して二日間行われた、今回のぐうたら村ワークショップ。
初日は初めてお会いする方も多く、少し緊張しながらのスタート。
すっかりぐうたら村スタッフの山ちゃんが、ガラス瓶をカットする作業からスタート。
メインの作業は、アースバックハウス(トイレ棟改めカフェ棟)の土モルタル塗り。
オーナーさんが担当するゼミの学生(大学生)さん、今回も初めての方ばかりだったが、6名参加してくれて、皆さんと一緒に楽しく(真剣に)壁塗り。
この日の昼食、ドリアと野菜スープ、デザート付き、美味しく頂きました。
この日行ったもう一つの作業が、ヒマワリの種採り。
1時間ほどの作業でこれだけ収穫できたが、これでまだ10分の1ほどの量。
残りはまた明日以降。
よく観察してみると、とても美しい種の並び方。
人間がデザインした様々な模様があるが、総じて自然界にあるものからヒントを得ているんだろうなーと実感。
ぐうたら村恒例「仕舞のお茶」を頂いて、この日は終了。
今回参加してくれたゼミの学生さんが、若女将をサポートして皆さんにお茶を出してくれるの図。
こうして、次の世代が育っていくのかもしれない。
二日目。
管理人さんから作業説明と、一人ずつ自己紹介からスタート。
二日目はいつも、初日ほどの緊張感もなく、わりとすんなり始まるね。
この日の作業も、アースバックハウスの壁塗り。
特に写真はなく、いきなり昼食の写真(汗)。
この日の昼食は、栗ごはん、けんちん汁、ナスの煮物、いんげんのあえ物、デザート、等々。
いつもおいしいご飯、ありがとうございます。
そしてもう一つの作業、カフェ棟の屋根を作る仕事も行った。
こちらは塗装チーム。
塗っているのは、ウッドロングエコ。
カフェ棟オーナーのゼミ生の中で、今回参加してくれた唯一の男子、K君が手伝ってくれたおかげで、何とか野地板を張り終わることが出来た。
写真は、元プロカメラマンの娘、うちの嫁さんが撮ってくれたもの。(しかもコンデジで)
ゴリさんも真っ青、かな。
皆さんに感謝。
途中の写真にもあったように、今回はウチの子供たち4人も含めて、初日は6人、二日目は9人も子供たちがぐうたら村で1日を過ごしてくれた。
ぐうたら村のワークショップに参加される方には、保育に関する仕事や勉強をしている方がとても多く、子供たちが自由に遊んだり少しくらい無茶をしていても、「ダメ!」とか「こら!」とか言う言葉を聞いたことがない。
たまに言うのは僕くらい。
実はそれ、すごいことだと思っている。
現実には、一日子供と一緒にいて「こら!」と言わない日などあり得ない。
日々の生活なんてそんなものだ。
ところが、場所が変わり、立場が変わり、周りの人たちが変わり、そういう環境で受け入れてもらうと、親もまた変わってしまう。
それが子供たちにとっても、また、親にとっても、すごくいい経験や勉強になることが多い。
ぐうたら村で、たくさんの子供たち、親たち、爺々婆々たち、学生さんたちに出会って、たくさんのことを毎回学ばせてもらっている。
ワークショップと称して何かを作る本当の目的は、形あるものを残すことではなくて、それぞれの心に残る何かを、モノを通して作っていると言ってもいいかもしれない。
今回も、そんなことを激しく感じた二日間だった。
今回は体調が悪く、二日間頭痛に悩まされ、参加して下さった方一人一人とはあまり話も出来なかったが、その代わり自分の中で、深くそんなことを考えていたワークショップでした。
みなさんありがとうございました。