漆喰かまど製作講習会

名古屋の勇建工業さんで行われた、漆喰かまどの講習会に参加。
固形燃料一つで、一合のご飯が炊ける優れもののかまどの作り方を学ぶ。
使う材料は、土台となる平瓦、漆喰、日干し煉瓦、中塗り土、ほとんどが自然素材。

漆喰かまど

まず、日干し煉瓦を中塗り土で固定。
乾いたら中塗りを施すのだが、乾くのを待っていられないので、事前に用意して下さったものを使用。
そして今回作ったものは、次の参加者が使ってくれるという循環型ワークショップ。

漆喰かまど

今回の参加者はプロの左官屋さんばかり、20名以上。
初心者は、僕とワイズの山本さんくらい。
それでも果敢に、かまど作りにチャレンジしました。

漆喰かまど

お昼には、用意して頂いた美味しい弁当の他に、漆喰かまどで焚いた炊き立てのご飯が振る舞われた。
手前から3合炊き、4合炊き、2合炊き、そして1合炊き漆喰かまど。
素晴らしい。

漆喰かまど

参加者全員で、美味しい昼食頂きました。

漆喰かまど

午後からは、乾いた中塗りのかまどに、漆喰を塗り仕上げる作業。
プロの左官屋さんの高度な技術を見せて頂きました。

漆喰かまど

われら初心者二人組は、午前中の作業で、プロとの技術の差を痛感。
漆喰塗りは失礼して、別の作業を。

漆喰かまど

漆喰かまどの熱源となる、アルコールランプを製作。
空き缶を使った作り方を、ワイズの山本さんに教えてもらった。

漆喰かまど

完成品がこちら。
見た目以上に、性能も素晴らしい逸品。
またどこかで誰かに作り方を伝授します。

漆喰かまど

漆喰かまどの方は着々と作業が進み、それぞれ完成形が近づいてきた。
一方これは、特注土佐漆喰磨きの4合炊きかまど。

漆喰かまど

現代の名工と言っても差支えない技術を持った左官職人さんが、何人も交代で磨きあげた作品、この輝き。
素晴らしい仕事です。

漆喰かまど

とても勉強になった、今回の漆喰かまど作りの講習会。
勇建工業さんの段取りの良さと、スタッフの皆さんのホスピタリティーに感動。
これだけの講習会、余程慣れていないとなかなかできるものではありません。
勇建の加村社長、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
そして、初心者を快く受け入れてくださった参加者の皆様にも感謝します。
ありがとうございました。

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