先日試し焚きに成功した版築ロケットストーブ。
性能としてはまあまあだが、デザイン面などまだまだ改良したい点がいくつかあり、現在新たに第2弾を製作中。
こちらが新しく作った型枠。
実はいま、建築家・遠野未来さんと一緒に、版築のワークショップを企画している。
今のところ、11月中に一度やりたいと思っている。(日程等決まればお知らせします)
この日はその打ち合わせに遠野さんが来られるということで、慌ててこの型枠を作ったというわけ。
煙道をどうするかあれこれ思案したが、今回はこんなものを作ってみた。
このジグソー、タタミを切る専用の刃がついている。
以前タタミハウスをやった時、岡谷の杉浦畳店さんから提供して頂いたすぐれもの。
そのジグソーを使って、墨に合わせてタタミをカット。
で、作ったのがこちら。
ロケットストーブの焚口からヒートライザイーまでの煙道。
これを型枠の中に仕込んで土を入れて突き固め、乾いた後で火を付ければ、タタミは燃えてなくなってしまう寸法。
ちなみに、燃え残った後は200ミリ角の煙道が出来るようにしてある。
版築ロケットストーブ1号機、今日は一日焚いていた。
土もすっかり乾いて、本体から水蒸気が出ることもなくなった。
この日は鉄板の上にやかんをかけてお湯を沸かしてみた。
30分ほどで沸騰。