姫路で嫁さんの実家に帰省中、親父さんに鱧を食べに連れて行って頂いた。
場所は、姫路では有名な懐石料理のお店。
料理はもちろん、建物も数寄屋造りの立派なもので、建物や庭を見ているだけでも勉強になる。
こちらは、子供たちのために用意してくれたお造り。
子供たちにはこの他に、巻物、天ぷらなど出してくださったが、どれも絶品。
子供用だからと言って、決して手を抜かない。さすがです。
子供の料理がそろったところで、いよいよ大人たちの番。
先付、お造りと出て、そしていよいよ鱧の出番。
薄く切った鱧の身を、昆布だしのスープにくぐらせると、たちまち白いチリチリッとしたあの鱧に変身。
それをポン酢で頂く。
先ずは鱧だけで大皿の半分ほど食べ、次に野菜を入れる。
そして最後にまた鱧だけで楽しむという、何とも贅沢な食べ方。
鱧しゃぶの〆は、にゅう麺。
要するに、そうめんの暖かいのですな。
これがこのお出しに、よく合うのだ。
そして最後に、かば焼き風に軽く炙った鱧の押しずしが出て、料理は終了。
この後、更にデザートにシャーベットが出て、大満足の夜でした。