昨年ぐうたら村の畑で採れた大豆を使った味噌作りのワークショップが、清里のキープ自然学校で行われた。
教えてくれたのは、ぐうたら村の女将。
いつもありがとう、感謝。
女将が下準備してくれていた大豆。
それを機械でペースト状に。
僕が子供の頃、実家で毎年のように味噌作りをしていた覚えがある。
近くの豆腐屋に近所の人たちが集まり、1日かけて味噌の仕込みをした。
その時はこの作業、手動の機械でおこなっていた記憶がある。
今回使ったのは電動の機械、便利になったね。
こちらは麹。
米麹と麦麹が半々の割合。
そこに大量の塩を混ぜ、手で良く混ぜ合わせる。
この作業、「塩切り」と言うそうだ。
その、麹と塩を混ぜたものを大豆のペーストに投入。
練り込むようによく混ぜる。
ある程度混ざったら、大豆の茹で汁を加える。
これで少ししっとりとする。
更に良く混ぜ、団子状に。
子供たちも積極的にお手伝い。
この大豆の団子を、それぞれが持ってきた容器に仕込んで完了。
8か月ほどで、味噌として食べられるようになるそうだ。
いやー、待ち遠しい。
一通りの作業が終わり、女将が昨年9月に仕込んだという味噌を味見させてくれた。
右側の滑らかなのが表面、左が下の方の味噌。
びっくりするほど味が違うが、どちらも味わい深く、美味しかった。
久しぶりに会った仲良し二人組。
二人とも、良くお手伝い出来ました。
最後に女将が、3年物の味噌を見せてくれた。
昼食は、この味噌で作ったほうとうを頂きました。
とても美味しかった。
ごちそうさまでした。
自分たちで種まきや草刈りをして大事に育て、みんなで脱穀まで行った大豆を使っての味噌作りは、心に残るとても楽しい作業だった。
ぐうたら村で大豆を育てる作業を手伝ってくれた人で、今日参加されたのはほんの一部の人たち。
この日都合が合わず、来たくても来られない方が何人もいたそうだ。
今年、ぐうたら村の畑:ぐうたらファームは、面積も広くなり、もちろん大豆も作る予定なので、来年また味噌作りのワークショップがあるかもしれない。
また、昨年の大豆もまだたくさんあるし、味噌もぐうたら村用に仕込んだものもあるので、販売や今年のワークショップの昼食を楽しみにしてください。