家とは、そこに住む人にとってどんな存在でしょうか? 私たちは、家を「主役」とは考えません。
日々の暮らしを静かに支え、 流れる季節や、家族の時間を優しく包み込む「背景」であること。 それが、建築工房藁の考える、理想の家の在り方です。
過剰に飾らず、主張しすぎない。 けれど、ふとした瞬間に触れる素材の温もりや、 窓から差し込む光の静けさに、身体が「心地よい」と感じる。
私たちは、家という“商品”をつくるのではなく、 何年先も変わらない「豊かな時間」を創造します
家をつくることだけが、目的ではありません。
私たち建築工房藁は、
家をつくること自体を目的にしていません。
その先にある
- 安心感
- 家族の団欒
- 住む人の幸せ
それを叶えるための手助けをすることが、
私たちの役目だと考えています。

暮らしのストレスを、できるだけ減らす
冬の寒さ。
夏の暑さ。
湿気や乾燥による建物や体への悪影響。
家は、そこに住む人の体と心に、
毎日、何らかの影響を与えています。
藁の家づくりは、
暮らしの中にあるストレスをできるだけ減らすことも重要なテーマの一つです。
・寒さや暑さを快適に感じる空間
・体調を崩しにくい住環境(温度や湿度)
・毎日、窓から見える景色にふっと癒される
そんな空間(間取り)を、丁寧に考えます。

風景に馴染み、そこにあることで景色が際立つ建築
建物の外観は、
住む人だけでなく、周囲の風景にも影響を与えます。
藁が目指しているのは、
景観に溶け込む建築です。
そこにあることで風景が際立つ建築。
派手さではなく、
気持ちよさを感じる外観。
八ヶ岳の風景に、自然と馴染む建築です。


八ヶ岳を知る職人が、提案し、つくる
私たちの大きな強みは、
八ヶ岳周辺の気候風土を熟知した職人が、提案から施工まで行うことです。
長年この地に住み、
寒さ、季節ごとの風、湿度、日照を体で知っている。
その経験をもとに、
設計と施工を行います。

材料は、「吟味するところ」から始まる
藁の家づくりは、
材料選びから始まります。
地域の材料を選び、
その材料が最もふさわしい場所に使う。
長野県、山梨県、静岡県、岐阜県、
一部では飯能や鹿児島、茨城など、
信頼している材木店・建材店から仕入れた材料を使用しています。
・東濃ひのき
・音響熟成材
・天然乾燥材
・地元の赤松やカラマツなど
他ではあまり使われていない建材も含め、
具体的なこだわりを持って選んでいます。
時には、その土地に生えていえる木を使うこともあります。
もちろん手刻みにも対応しています。


ペチカという、藁らしい暖房のかたち
冬の寒さ対策として、床下暖房やペチカ(蓄熱式ストーブ)を提案しています。
ペチカとは、レンガを使って手作りする蓄熱式ストーブです。
金属製ストーブは、
火が消えるとすぐに冷えてしまいます。
ペチカは、
レンガに蓄えられた熱が、
数時間にわたってゆっくり放出されます。
空気を温めるのではなく、
レンガに蓄えられた熱が、体に伝わる暖かさ。
とても気持ちのいい暖かさです。


一番の喜びは、コミュニケーションの時間
家が完成した瞬間は、もちろん一つの区切りです。
でも、そこがゴールではありません。
プランの打ち合わせ。
施工中。
引き渡し後。
関わるすべての時間が、お客さんとのコミュニケーションの時間だと考えています。
引き渡し後、
暮らしてもらい、
時間が経ってから伝わってくる、
・表情
・言葉
・その後の関わり
そこから、じわじわと感じる喜びや感謝があります。
そういう時、
「良い関係を築けたな」と感じます。

私たちがやりたくない仕事
正直に言うと、
やりたくない仕事もあります。
・早ければ良い
・安ければ良い
という考え方の方。
「金を払ってやっている」という態度の方。
また、
無垢の木が持つ特性
(乾燥による収縮、割れ、日焼けによる色の変化)を
理解しようとしない方。
家づくりは、一緒につくるもの
私たちは、
語りながら、伝えながら、家づくりをしたいと思っています。
ワークショップを通して、
「木・土・漆喰・水」といった自然素材の良さや特徴を伝える。
お客さんを選ぶというよりも、
一緒に育んでいく。
一方的に任せるのではなく、
こだわりを持ち、それを伝えてくれる方のほうが、
結果として要望を叶えやすい。
そんな家づくりをしたいと考えています。

変わらない軸を持ったまま、進化する
素材へのこだわり。
工法へのこだわり。
それは変えません。
一方で、
デザインの幅、提案力、伝え方は、
これからも進化させていきます。
型にはまった同じ工法の住宅ではなく、
枠にとらわれず、
さまざまな家づくりに挑戦し続ける。

これから、出会いたい人たち
八ヶ岳周辺で暮らす方。
移住を考えている方。
住宅だけでなく、
店舗、宿泊業、収益物件、業務用建築。
住宅、別荘を問わず
「使われ続ける建築」を必要としている方。
そんな方たちと、
一緒に家づくりができたらうれしいです。
建築工房藁株式会社
杉山 則人










