我が家で発酵酵素玄米を炊いて食べるようになったのは、今年の5月。あれから4ヶ月ほど経つが、釜の中の「ごはん」を切らすこともなく、今のところずっと食べ続けている。
玄米を炊くのは、もっぱらぼくの役目。3日に1度のペースで炊いている。
講習会の時「このごはんを炊くのは、女性よりも男性の方が向いています」と言われたが、まさにその通り。準備から炊き上がりまで2時間もかかる一通りの作業も、なんとなく習慣というか、楽しみのようになってきた。
確かに女性の場合、家では他にやることがたくさんあるので、そういう気持ちにはならないかもしれない。
この発酵酵素玄米を食べ始めて、体調が良くなったと感じている。
別にダイエットを意識したわけではないが、メタボ気味のお腹も少しへこんだし、体重も少し減った。以前は体調が悪くなるとすぐに出来ていた口内炎も、めったに出来なくなり、なんとなくからだ全体がすっきり「シャキッ」とした感じ。
よほどの事がない限り、これからも食べ続けていく事になるだろう。
食べ初めの頃、このごはんを食べたあとに、なんとなくお腹が張るような感覚になることがあった。
ネットで色いろ調べてみると、実際にそういうことはあるようで、最初に器具を購入した時一緒に入ってくる、漬物用の「麹」を摂取することである程度解消されるという書き込みを見つけた。
どうやらフィチン酸という物質がいたずらしているらしい。
科学的なことはよくわからないが、確かに麹の漬物を食べた時はお腹が張らないような実感もあり、それ以来、なるべく麹漬けを一緒に食べるようにしている。
先日ラジオを聴いていたら、それまで20年間玄米を食べていた人が、発芽玄米を食べるようになって、とても体調が良くなったという話をしていた。
その時発芽玄米の作り方も紹介していたが、意外と簡単そうだし、なんとなく面白そうだったのでやってみようと思った。
実は「麹漬け」のことが書かれていたブログで、発芽玄米の事にも触れていて、発酵酵素玄米を発芽玄米で炊くことで、フィチン酸による害が解消されるとの事。
ラジオを聴いたその日、家に帰って早速発芽玄米作りをやってみた。
作り方は簡単。
いつも使っているボールに玄米を洗って入れ、ぬるま湯に浸して12~24時間置けば、胚芽のところがプクッと可愛く膨らんだ、発芽玄米になる。
この時、冷たい水だとなかなか発芽が進まないので、ぬるま湯を入れるのだが、玄米を入れた容器をジャーの上においておくと、中の水が冷めずにちょうど良い温度になる。その事も、同じブログに書かれていた。
その発芽玄米で、いつものように発酵酵素玄米を炊いてみた。
今度でもう2度目になるけれども、より食べやすく、美味しくなったように思う。
講習会では「これ以外の方法はありません」と言われたが、その言葉を信じると、道を踏み外してしまったという事かな。
でも、より良くなったというのが今のところの実感。
しばらく我が家では、発酵酵素「発芽」玄米で行きます。