今日は朝から天気が気がかりだった。車の中でラジオから
「今日は全国的に寒く、天気は西から崩れてくるでしょう。」
という声が流れてきた時は、心の中で
「よし」
と言ってしまった。
先日森林組合から届いた葉書に「苗木の受け渡しを4月18日午前9時~10時の間に行う」と書いてあった。
そう。昨年末に頼んでおいたブナとクヌギの苗木が届いたのだ。
朝、早速森林組合の事務所に苗木を採りに行って来た。そしてそのまま富士見の土地に50本の苗木を植えた。
天候が気になったのは、雨降りだと作業がやりずらいし、あまり天気が良いと今度は植えた後にたっぷり水をやらなければいけない、と思ったからだ。植える時は曇り空、植え終わった後に雨が降ってくれる天気が理想だが、今日はまさにそんな空模様なのだ。
富士見の土地には昨年70本の木を植えた。そこは今資材なども置いてあるため、今回更にに50本も木を植えるのはちょっと大変だった。
最初は思いついた場所に次々と植えていったが、そのうちに場所がなくなり、それでもなるべく隙間を見つけては、昼までに何とか全ての苗木を植える事が出来た。
今回の苗木。左がクヌギ、右がブナ。どちらも25本の束だが、重さは2~3キロほど。25本の苗木なんてこの程度の量なのだ。
まず植えようと思う場所に穴を掘る。
一輪車で山から土を取ってくる。
その土を掘った穴に入れる。
そこに木を植え、山の土をかぶせる。
植えた木の周りに土手を盛る。
後は、水やりをすれば終了だ。
石積み同様、これも誰かに教わったというわけではなく、自分なりのやり方。去年もこの方法で植えたが、去年植えた木は全て無事に根がついた。
植樹も伐採同様、植える時期がとても重要だ。樹種にもよるようだが、春先の今の時期に植えるのが最も根がつきやすいそうだ。植樹に関しては、そうした自然の摂理を守ってやれば大抵うまくいくようだ。それも自然から学んだ事。
今年植えた苗木たちも、無事に大きくなってくれるだろうか。