必要に迫られて建具を自作。
枠は、以前仕入れた米杉の、節の無い良いものばかりはねて取っておいたもの。鏡板も同じ米杉。
この巨大なハタガネ(ポニークランプ)は、4、5年前にネットオークションで買ってあった。今まで使う機会が無かったが、近くの金物屋でこれに合うパイプを発見。ようやく日の目を見た。
戸車を付け、枠に合わせてようやく完成。
全部で10本以上の板戸を作った。
慣れない作業で思ったこと。建具の取り付けは、ミリ単位の正確さが要求される。当然のことだが、ベースとなる床(敷居)、柱、鴨居などがきっちり出来ていないと、取り付けがとても大変。改めてそのことを実感。この経験、これからの仕事にも生きるはず。職人たるもの、生涯勉強です。