このページの文章は、思いついたことをその都度書いていることがほとんどだが、まれに途中まで書いて保存しておいて、後日手直しをしてアップする場合もある。
先日、久しぶりにその原稿を保存してあるフォルダを開いてみたら、てっきりHPにアップしたと思っていた原稿が、いくつかそのままになっていた。
何だ、あの話もこの話もまだ陽の目を見ていなかったのか。
これはもったいない、ということで、多少話は前後するかもしれないけれど、これからおいおいアップしていこうと思っている。
作家と呼ばれる人の中には、手書きで原稿を書くスタイルを通している人がまだ多いようだ。こだわりの筆記用具などというものが雑誌の特集になったりしていて、それはそれで風情があって良い。作家に限らず、特に年配の方には、手書き派の方はまだまだ多いと思う。
かく言う僕は、今ではもうすっかりパソコン(ワープロ)派だ。手書きの頃は憧れを持った万年筆にも、今では全く興味がなくなってしまった。
パソコンで原稿を書くようになったのは社会人になってから。最初に入った会社で先輩から、キーボードの打ち方の特訓を受けた。そのおかげで、約2ヶ月程でキーボードを見なくても問題なく文章が打てるようになった。
パソコンで文章を作る最大のメリットは、文章を自由に添削できる事。それと手書きよりも早く入力できるので、頭に浮かんだ文章をより早く文字として残せるのも大きい。
弊害としては、よく言われるように、読めても書けない漢字がずいぶん増えたと実感している。
それにしても、最近めっきり手で文字を書かなくなった。たまには手書きで、誰かに手紙を書いてみようかな。