去年目をつけておいた池沿いの土手を歩いていると、あった、ありました。今年初めてのふきのとう。
出る所にはもうとっくに出ているのだろうが、自分が発見した場所に出ているのを見つけた時の喜びは、山菜でもきのこでも格別だ。
収穫したふきのとうは、夕食に天ぷらとなって食卓を飾ったのでした。(食べるのに夢中で、天ぷらの写真を撮り忘れた。)
先日、高校の同級生でアメリカに住む友人が、帰国した折に我が家を訪ねてくれた。彼は大学卒業後一旦就職したが、その後仕事をやめ、東京の建具屋で3年間修業した後アメリカに渡り、今はサンフランシスコでフィニッシングカーペンター(仕上げ大工)をしている。日本に帰って来ると、必ず我が家に寄ってくれる。
今回彼が家に来ると聞いて、前の日にふきのとうを見に行ったが、残念ながらまだ出ていなかった。わずか5日ほどの差で、彼に食べてもらうことは出来なかったふきのとうだ。
海の近くなら美味しいものは山ほどあるだろうが、信州では山菜やきのこなど旬のモノがご馳走だ。次回は信州の旬の味をご馳走するからな。