鹿を見て思った

時期はずれの話題でいささか恐縮ながら、、、クリスマスにサンタクロースを乗せたそりを引くトナカイは、全部メスである、って知っていました?
その根拠は、トナカイのオスは12月末のクリスマスの頃、ちょうど角が生え変わる時期で頭に角がないというのだ。
その点メスは、角の生え変わる時期がもう少し先で、クリスマスのころ角があるのはメスのトナカイなのだそうだ。なるほど。
これもラジオで仕入れた知識。

なぜそんな話を思い出したのかというと、今日仕事の帰りに鹿を見た。
富士見町は酪農家がまだ多く、牧草地があちこちに残っている。
そんな牧草地の真ん中に、立派な角の鹿が2頭佇んでいた。
夕方のちょうど薄暗くなり始めた頃で、なかなか趣のある絵だった。
立派な角を持った鹿だからおそらくオスだと思うが、トナカイ同様、角が抜ける時期がいつなのかとても気になった。

家の近く、八ヶ岳の周辺を仕事の行き帰りなど自動車で走っていると、鹿の群れを見かけることがよくある。
特に春先は、群れの中に生まれたばかりの小鹿を見かけることもあって、そんな時は思わず嬉しくなる。
八ヶ岳周辺には鹿に限らず、まだ野生動物が多くいて、サルやキツネ、時にはカモシカなどを見かけることもあるが、そんな時はつい「頑張れよ」と声をかけたくなる。

そんな野生動物が生きていく環境が、年々開発によって少なくなっている。
それまで林だった場所に突然家が建ったり、森の木が帯状に切り倒されて道になったり、そんな事は日常茶飯事だ。
昨年も野生の熊が里に下りてきて社会問題になっていたが、人間の開発がどんどん山の中まで及んだ事で、里と山の境界線がどんどん上のほうに上がっているのが大きな問題だ。
野生の動物を守るには、人間の手の及ばない環境を残す事が必要不可欠だと思う。

一昔前まで、人が踏み込めない場所は身の周りに多く残っていた。
今ではそんな神秘の場所は、身の回りどころか、地球上からも消え去ろうとしている。
どんな場所にも人が行き、そこへ行くために道を作る。
一部の人間にとって便利にはなるが、自然をそのまま残す事の方が、後世に良いものを残す事にはならないだろうか。
どんどん開発を進める一方で、自然を守れとか、野生動物を保護しようだとか言うのは、矛盾している。
豊かな自然を残すのは、要らない道路やダムを作らないこと、今あるものは撤去すること、これしかないと思うのだが。
森林を切り開き大規模な土木工事を行うことは簡単に出来るが、実は何もしないということが一番難しいのかもしれない。

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