八百長

僕が子供の頃、プロスポーツといえば野球か相撲だった。
小学生の頃はグローブとバットを持ってよく遊んだし、グランドに円を描いて友達とよく相撲を取った。
テレビでも、やっているのは巨人戦か大相撲。
特に相撲が始まると、早く家に帰ってよく観たものだ。
そんな子供の頃の記憶から、相撲は好きなスポーツの一つだったのだが…。

今相撲界を揺るがしている八百長問題。
まさに積年のたまりにたまっていた膿が、今まで隠れていた病巣から一気に噴出したという感じ。
最近明るみに出た大麻問題、野球賭博も、もちろん根は同じ。
ただ八百長は、たぶんやっているだろうなというのが、ファンの間では暗黙の了解になっていたようなところがある。
千秋楽で8勝6敗の力士と7勝7敗の力士が対戦した場合、どちらも勝ち越すような勝負がつくのが普通だった。
でもこれはいわゆる人情相撲で、八百長とはちょっと違う。
金銭の授受や賭け事、先輩後輩の力関係、またはさまざまな人間関係による圧力などで勝敗を決めるのはこれは八百長だが、人情相撲とはちょっと分けて考えたい気もする。
ただそういう馴れ合いが長年続いた結果、病巣が広がってしまったということを考えると、人情相撲もダメということになるのだろうか。

現在は様々なプロスポーツが誕生し、各地に根付き、活発になってきて、相撲だけ日本の伝統を守って、というわけにはいかないのだと思う。
西洋のスポーツの精神を100%取り入れて、相撲も伝統の国技からスポーツに生まれ変わる時なのかもしれない。
それを望んでいるファンも多いのだろうか?

相撲の再生には専門家が意見を出し合って検討している。
改革の中心は、組織改革のようだが、これが一番難しい。
どこの世界でも同じ、既得権益を持っている人たちが、それを離さない限り改革は無理だ。
航空大手の大企業が潰れたのも、改革がやりたくてもできずに、潰れるしかなかったのだろう。
そうなると相撲協会も、一度御破算にして、新しくゼロから出発したほうがいいのかもしれない。
でもそれもちょっと無理そうだな。
これだけ問題が大きくなっているのに、いまだに改革に後ろ向きな相撲協会の煮え切らない態度を見ていると、大した改革は期待できない。

国技である大相撲がスポーツに変わるため、僕が一つ提案したいのは、ちょん髷を切ることだ。
いっそ力士全員、坊主頭にして出直したほうがよい。
そうすれば全く進まない組織改革も、少しは動き出すかもしれない。

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