ヤギ

子供の頃、最も身近な動物の一つがヤギだった。
昭和30~40年代、信州伊那谷にはまだたくさんの家畜がいた。普通に牛や馬を飼っている家もあったし、ヤギはむしろポピュラーな動物だった。
近くの友人の家にもヤギがいて、遊びに行くとよくヤギの乳を飲ませてくれた。
あのちょっと癖のある独特の味は、子供の頃を思い出す懐かしい味の一つだ。

ヤギは農家で飼っていることが多かった。それは、繋いでおけば周りの草を食べてくれるから。
エンジンの草刈機などまだなかった頃、ヤギは草刈という農作業をしてくれる貴重な存在だったのだ。
その上乳まで出してくれる。
昔、まだ粉ミルクもなかった頃、乳の出ないお母さんが、生まれたばかりの赤ちゃんにヤギの乳を与えたという話を聞いた。赤ちゃんに牛乳を飲ますとお腹を壊すが、ヤギの乳はそうしたトラブルがないそうだ。
ヤギが、より身近に感じられる話だ。

先日、ある方からヤギが欲しいと相談を受けた。
たまたま知り合いで、ヤギを飼っている人がいたので、その人のところに話を聞きに行くと、ある人を紹介された。
富士見町でヤギを飼っているKさん。
そこには子ヤギも含めて、5頭のヤギがいた。

ヤギ

久しぶりにヤギを近くで見たけど、やっぱりヤギっていいね。何ともいえない愛嬌のある顔をしている。
Kさんも、農家でもっとヤギを飼うべきだ、と言っていたが、全く同感。
草刈にわざわざ農薬やガソリンを使うことはないのだ。

この日はKさんに、ヤギについて色いろなことを教わった。
こんなに近くにKさんのような人がいるなんて、なんだかとても嬉しくなった。
それにしてもこのKさん、白いあごひげを生やし、ヤギにそっくりだった。

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