アンティグア

先日NHKの世界遺産を紹介するテレビ番組で、懐かしい映像が流れていて思わず見入ってしまった。
それはグアテマラの、アンティグアという街を紹介した番組だった。
そこで初めて知ったのだが、アンティグアも世界遺産に登録されたんだな。う~ん、なんか感慨。
メキシコにいた頃、グアテマラにはビザの更新などでよく行た。その中でもアンティグアは、グアテマラで最も長い時間滞在した街だった。
その頃(今でもそうなのかも知れないが)アンティグアにはスペイン語の学校が多数あり(50以上と記憶している)、その中の一つで1ヶ月間スペイン語を学んだ。
アンティグアのスペイン語学校は有名で、グアテマラでスペイン語を勉強するならアンティグアとガイドブックにも紹介されているほどだった。

学校選びは現地に行ってから、街のあちこちに貼られた案内状を見て3つほどの学校を回り、その中で一番印象の良かったところに決めた。
学校といっても立派な校舎があるわけではなく、一般的な民家風の建物の中庭に、机をいくつか置いただけの簡単なものだった。
下宿先もその学校が紹介してくれた。一人暮らしの老婦人の家で、学校に通う1ヶ月間滞在する事になった。
その家には下宿を受け入れる部屋が2部屋あり、滞在中、アメリカ人の若者と2週間ほど一緒になり、その後、中東から来たカップルと隣同士になった。

平日、3時間ほどの授業が終わるともう何もやることがなくなってしまう。大きなスーパーやコンビニがあるわけでもなく、遊ぶところもほとんど無い。
スペイン語の学校はたくさんあるが、基本的にはグアテマラの、山の中の小さな街なのだ。
アンティグアの魅力は、中世から変わらない街並みにある。
毎日街の中を目的も無くぶらぶらと歩き、最後に中心地にある広場にたどり着き、石段に座って本を読んだりボーっとして時間をつぶす。
暗くなるまでそこにいて、日が陰り、肌寒くなると「そろそろ帰るか」と尻を上げる。
周りには、同じようにその広場で時間をつぶす、いろんな国の若者がたくさんいた。
みんな時間だけはたっぷりあるのだ。退屈でもあったが、豊かな時間でもあった。
テレビの映像を見て、そんな昔の記憶がよみがえってきた。

そういえばこのホームページの中に、メキシコとグアテマラで過ごした記憶を綴ったページがあったな。
決して忘れていたわけではないのだが、だいぶ前からちっとも更新していない「開かずの間」のような存在になってしまっている。
あのページも、たまには更新しなければ‥‥。
テレビで見たアンティグアの映像は、そんな思い出したくないことまで思い出させてくれた。

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