今年、安曇野パーマカルチャー塾の受講生で、先日アースバックの建築実習の時知り合った、通称「仙人」(博山先生)に案内して頂き、東京都あきる野市五日市にある「木の店」に行って来た。
ここは、最後の木挽き職人と言われた林氏のお弟子さんが管理をしておられるということで、仙人に、今度行く時には是非誘ってください、とお願いしていたのだ。
さすが、木挽き職人さんが管理している店だけあって、現役で使われている大鋸などの道具が並んでいた。
今ではこれを作れる鍛冶屋さんがいなくて、5年前に新調した時には、とても苦労されたそうだ。
店内外には、様々な種類の板が並べられていた。
自家用車で行ったので買えなかったが、3メートルほどの、キハダの板が目についた。
そんな材木の山の中から、1メートルほどのウエンジの端材を発見。たまたま価格がついていなくて、格安で譲って頂いた。ありがとうございました。
それ以外にも、特に心をくすぐられたのが、細い丸太ん棒の数々。
写真は、エゴの木の丸太。
昔は、テコ棒に利用されたのだそうだ。
この手の材料には、敏感にアンテナが反応してしまう。
暇を持て余し、駐車場で勝手に台車を借りて遊ぶ、我が家の子供たち。
木を取り扱う職人さんは様々だが、木挽きを生業にしている人というのは本当に珍しい。
そんな人に出会えて、とても有意義な1日だった。