ミニドーム模型

ある日の朝、ドームプロジェクトのKさんが持って来てくれた模型。
全て正三角形の組み合わせで出来る、正二十面体。
知り合いの宮大工さんが作ったものだそうで、かなりの完成度。

ミニドーム

三角のパネルは、全て留めで加工されている。
素晴らしい。

ミニドーム

こちらは日本ではもちろん、世界でもまだ誰も作ったことがないだろうという六角形ドームの模型。
今度自宅に作られるそうだ。

ミニドーム

現在制作中の六角形ミニドーム、屋根の板葺工事が始まった。
屋根に木の板を張る場合、これまではウッドシェイクというレッドシダーの輸入屋根材を使うことが多かった。
ところが円安や物価高などの影響で、このところ輸入建材、特にレッドシダーなど希少木材の値段高騰が顕著で、とても気軽に使える価格ではなくなってしまった。
そこで今回は、手元にあったサワラの板を挽き直して、屋根材として使うことにした。

ミニドーム

以前は日本でも、屋根に板を葺いた例は各地に多くあったようで、身近な所ではヒノキやクリなどが屋根材として使われていた。
ただその頃は、まだ製材機などがない時代、専用の鉈などの道具で割って屋根材の板を作っていたそうだ。
割った板は製材機で引いた板に比べ、繊維が切断されていないため水切れが良く、屋根材に適していただろうことは容易に想像できる。
今ではそういう屋根材を生産しているところもなく、やむを得ず入手しやすい材料でやりくりするしか仕方がない。
屋根用に作ったわけではないので、施工にはそれなりの工夫が必要。
また、板の目を考えない機械で製材したものなので、割った板ほど保ちも良くないかもしれない。
それでもやはり経験として、製材品の板屋根の性能を確かめたいと思うし、15年、20年くらいは保ってくれるのではないかと期待している。

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