鉄平石床暖房

サンルームの改装を依頼してくださったお施主さんから、原村の設計士の方がやっている、鉄平石を使った床暖房を取り入れてみたい、という相談をうけた。
その床暖房は、お隣原村のコウ・キタダ建築設計工房さんが取り組んでおられるとのこと。
灯台下暗しで、今まで全く接点はなかったが、アポを取り、ようやくこの日お会いしてお話を伺うことが出来た。

鉄平石床暖房

資料を頂き、1時間半ほどお話をさせてもらったが、環境にも良く、ランニングコストも抑えられていてコストパフォーマンスも高く、シンプルでとても良いシステムだと感じた。
何より鉄平石は諏訪地域の特産で、今はもう下火になってしまった鉄平石の、使い道のすそ野を広げるこのアイデアは素晴らしいと思う。
性能的にも、鉄平石の多層質の構造が遠赤外線を出すのにも良い働きをしているそうで、昔からその地域で積極的に使われていた建材が、実はとても優れた性能を持っていたという事は、なんだか誇らしいとても嬉しい気付きだ。

実をいうとこれまで、床暖房には消極的だった。
過去の現場で、いくつか床暖房を施工した経験はあるが、システム自体のトラブルがあることやランニングコストのかかり過ぎ、施工や管理の難しさなど、デメリットが多く、とても積極的にお勧めすることが出来なかった。
ところがこの「鉄平床暖」の説明を受けてから、これなら床暖房としてお勧めできると強く感じた。
キタダ氏も「どう広めていくかが課題」と仰っていたけれど、是非多くの方に知ってもらいたい床暖房システムだと思う。

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  1. 2015.07.25

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