ガマズミ

先日、伊那の製材所に向かう途中、目の前に見事な彩雲が出ていた。
しばらくそれを見ていて、ふと思いついた。「植木を買って帰ろう。」

ガマズミ

ぐうたら村で石積みのワークショップをやった時、講師で来てくれた「石積みの家」の根岸さんが使っていた石を割る道具の柄が自然木だったので何の木なのか聞いてみた。
「これは牛殺し、ガマズミだよ。」
牛殺しというのはガマズミの別名。牛を死ぬほど叩いても折れないという、それ程強いという喩え。
玄翁の柄としては最高の材料なのだそうだ。
ガマズミ、それ以来気になっていたのだ。

いつも製材所に行く時に通る、伊那のこの道筋には植木屋さんが多い。
彩雲を見ていて、そのうちに一軒に寄ってみる気になった。
寄ったのはこちら「小平花木園」さん。
ご夫婦で庭におられたが、木の種類も多く、手入れが行き届いてとても気持ちのいい庭木屋さんだった。

ガマズミ

「ガマズミありますか?」と聞くと、
「ちょうど去年植え替えたのがあるから」ということで、即購入。
ウチに来たガマズミがこちら。

ガマズミ

枝はまだ細く、すぐに柄に、というわけにはいかないが、自分のうちの庭にこの木があるだけで嬉しくなってくる。
しかも、ガマズミは鳥を呼ぶ木でもあるのだ。
秋に成るガマズミの赤い実は食用にもなり、また果実酒としても利用できるようだが、何より鳥が喜んで食べるのだとか。
まだ花が咲く前の、つぼみの状態我が家のガマズミ、今から秋が楽しみだ。

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