高遠のフリーキッズヴィレッジでスタッフをしている、よっさん&ノリタケ夫婦の自宅で、土壁作りのワークショップが行われ、僭越ながら講師として呼んで頂き参加した。
こちらがオーナーのよっさん。いい笑顔だねー。
あいにくの雨だったが、そのおかげで稲刈りが延期になり参加できた人もいて、よっさんいわく「恵の雨ですね」。
パキスタンからボランティアで来日、フリーキッズに滞在しているライオネル、通称ライチャン。
彼は、被災地を中心にボランティアとして活動、日本には3か月滞在したそうだ。
フリーキッズに通ううちに、とても仲良くなった。
こちらはスペインからのウーフ。国際色豊か。
作業は、木舞を掻くなどの下地チームと、養生をしたり壁を塗るチームに分かれてスタート。
荒壁は、二人一組で中外同時につけていく。
2時間ほど作業するとみなさんとても慣れてきて、どんどん手際が良くなっていく。
今回使った土は、近くで出た赤土に、古い壁土を混ぜたもの。
それを2ヶ月弱、切藁と水を混ぜて練り、発酵させて作った。
子供たちもお手伝い。
特徴的な窓はノリタケのデザイン、よっさん施工。
途中、この日の参加者で記念写真を撮った。
次々と壁が出来ていく。
下げ縄を垂らし伏せ込んだ後、鏝でしめていく。
フリーキッズで三心左官の伊藤会長に教えてもらったやり方。
ここもノリタケデザインの壁。
四角い枠に、カラスブロックを入れる予定だそうだ。
4時過ぎ、作業終了。参加者が持ち寄った果物やお菓子を頂きながらお疲れさん会。
結局、大人と子供合わせて30人ほどの方が、作業に参加して下さった。(二日間で延べ50人とか)
参加されたみなさんは、土壁のワークショップというよりも、よっさんとノリタケのために駆けつけたという人たちばかり。
二人の人柄がそうさせるのでしょう。
今回も、いい出会い、いい気付き、とてもいい経験をさせてもらいました。
みなさん、ありがとう。