淡路の左官の名工、植田親方によるミニかまど作りの講習会が急遽富士見で行われることになった。
決まったのは一昨日、フェイスブックなどを通じて告知したのが昨日という、何とも慌ただしい開催、にもかかわらず、大勢の方が参加して下さって大盛況だった。
午後1時からということで、準備のため12時に現地に行くがまだ誰も来ていない。
少々焦りを感じつつ待つこと暫し、親方から電話が入る。「道に迷った」。やっぱり。
それでも暫くすると続々と車が到着。
頼もしかったのは、親方の息のかかった若手の左官職人さんがたくさん応援に来てくれたこと。ざっと8名はいた。
そんなわけで養生等の会場設営も驚異の速さで進み、あっという間に講習会は始まった。
植田親方の来るところ、笑顔が絶えません。
用意してくれた型に、それぞれが土を盛りつけていく。
それを、親方と若い職人さんたちが成形していってくれた。
ちなみにウチは家族で参加。
途中、子供たちがあまりに騒がしいので何かと思って見に行くと、なんと蝉が殻から抜ける真っ最中。
特に男二人は興味津々。
いつまでも見守っていた。
蝉さんには、さぞ迷惑だったと思うけど…。
さて、かまど作り。
参加してくれた子供たちも親方の指導で、上手に作っていた。
こちらは我が家のかまど。
下地から瀬戸漆喰を使った「瀬戸漆喰かまど」に挑戦。
皆さんそれぞれ個性的なかまどが仕上がって来た。
次々出来てくる参加者それぞれのかまどを、丁寧に補修し形を整え仕上げていくこの日の植田親方、3人くらいいるんじゃないかと思うような働き。
脱帽です。
最後に皆さんで記念写真。
たくさん写真を撮ったつもりが、意外なほどいい写真が少なかった。
せっかくの、皆さんの力作を記録に残せなかったのはちょっと残念。
それでも、実際にご飯の炊けるかまどが自分の手で作れるんだという貴重な体験をすることが出来て、皆さんきっと満足して帰られたと思う。
植田親方はじめ応援に来てくれた若き左官職人の皆さん、会場を提供してくれたみよこさん、そして参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
また近いうちに、かまど作りやりましょう。