朝、落とし込み工法の現場に行くと、となりの栗林のおばさんが栗ご飯の差し入れを持ってきてくれた。
「いつも同じもので悪いけど」
とんでもない、みんなで喜んで頂きます。
この栗ごはん、お昼におにぎりにしてみんなで頂きました。
この日から、左官屋さんがペチカを積み始めた。
僕としては、この作業を見るのは2度目。
今回は、角をRに面取りしてあって、それだけでずいぶん印象が違う。
レンガで作るペチカは、有賀製材さんで以前から取り組んでおられる高性能薪ストーブ。
鋳物や鉄製のストーブとの違いは、その蓄熱性。
ある程度レンガに蓄熱すれば、冷めるまで薪を焚く必要がない。
燃焼効率もよく、焚口はロケットストーブ並みに横引きする優れもの。
二日目。
暗くなってから現場に行くと、ここまで積み終わっていた。
さすが職人さんの技、熟練の技と経験がなければここまで早くきれいには積めない。
こういう職人さんには、マイスターの資格を与え、国家公務員並みの給料と年金を保証したいくらい。
左下の四角い穴の手前が焚口になる。
完成が楽しみです。