現在建築中の落とし込み工法の家で、最大の特徴でもある大開口の掃出し窓。
先日、下屋を差し掛けたおかげで雨が降っても吹き込む心配が減り、いよいよ敷居と鴨居の取り付け作業を始めた。
先日接ぎ合わせたヒノキの板を、敷居として取り付ける。
水勾配が付いていて、隅がトメになっている。
何度も合わせては削りを繰り返し、ぴたりとくっつくポイントを探る、なかなか神経を使う作業。
まあ大工らしい仕事だと思う。
内部、障子の敷居を加工して、取り付け手前でこの日は時間切れ。
この後は最大の難関、掃出し窓の鴨居の取り付けが待っている。
職人としては、ハードルの高い作業ほどやりがいを感じるもの。
自分の限界に挑戦、そんな感じ。