朝、7時の時報とともに、家の電話が鳴った。
このタイミングで電話をかけてくるのは、たぶんあの人しかいない。
「もしもし」と、出ると
「はーい、博山でーす」と、元気な声が。
やっぱり、博山先生からの電話だった。
要件は「やっと仕事が片付き、時間が出来たので、現場を見に行こうかと思って」とのありがたい申し出。
「ぜひどうぞ」という事で、勇んで現場に向かった。
現場では昨日の続き、掃出し窓の外に下屋を出す作業。
柱を立て、前日に刻んだ桁を載せて厚野地を張る。
ところが、ここまで張ったところで材料が足りなくなってしまい、あわてて注文。
ちょうど昼前で、博山先生が到着。
みんなで昼飯を食べに行こうという事で、博山先生、オーナーさん、現場を手伝ってくれているゆもっち、そして私の4人でキッチンオハナさんへ。
厨房にいたオハナのオーナーさんに「男4人で来ました」と言うと
「このメンバー、濃すぎませんか。」
…確かに。
この日のおひさまランチ。
相変わらず、素晴らしい内容でした。
ゆっくり昼食を頂いた後、現場に戻り作業再開。
材料がないので、塗装をしたり、片づけやマンガ小屋の作業などしていたが、オーナーさんと「3号のタタミハウス運ぼうか」という事になり、急きょユニックで出動。
ところが、知り合いの大工さんの工場での積み込みが予想以上に難航し、やっとの思いで積み込み完了。
現場に降ろした時はもう真っ暗。
慌ただしい日だったが、それなりに作業は進み、明日につながる一日だった。