5年ほど前に試作した、一坪タタミハウス。
最近はほとんど使われず、敷地の隅の方に追いやられていたものを、ようやく活用する気になり移動した。
この一坪タタミハウスの特徴は、クレーンで吊り上げて移動できる点。
うちのユニック車で、ぎりぎり吊り上げることができる重量。
吊り上げて荷台に積んで移動できる。
ただ荷台からはみ出すので、公道を走るのには、もっと大きな車が必要。
いつでも土壁が塗れるように、巻木舞の下地まで出来ている。
この状態で5年間も放置していたが、タタミも縄も全く傷んでいない。
藁って意外と丈夫なのだ。
屋根には土を乗せ、色々な草を植えてあるが、むしろ全く覚えのない種類の方が多く、それらもすっかり定着した。
冬にはいったん枯れてしまうが、春になるとまた芽を吹いてくる。
このタタミハウス、夏の暑い日に中に入ると、中は結構涼しくてびっくりするほど。
タタミの断熱性能を実感できる。
もちろん屋根の土と植物も、断熱効果に一役買っている思う。
壁に土を塗れば完成だ。
近々ワークショップを開こうかな。