ぐうたら村でかまど作り開始。
ぐうたら村の建設に関わって今年で4年目。
昨年までは月に1〜2回のペースで行われていたワークショップ。
毎回、畑、ハーブ、庭、森、食、建築、土木、、、など、来てくださった方が自由にテーマを選び、その日にやりたい作業に参加していた。
ただこの方式だと「ハーブもやりたいけど食も気になる」とか、「建築をやっていたらな抜けられなくて畑ができなかった」とか、内容が充実して(作業が増えて)来たなりの問題というか悩みが出て来て、今年から少しだけ方針を変更。
毎月のワークショップをテーマごとに絞って、その日は食だけとか、ハーブだけとか、来てくれる専門家(スタッフ)の得意とする分野に合わせて開催することになった。
それによりワークショップの回数も、月に2〜3回と増え、内容も充実。
参加者が自分の興味のあるテーマに絞って来れるようになった(と思う)。
で、私の担当、建築・土木。
この「土木」がミソで、家造りで言うと土を掘るところから基礎はもちろん、壁塗りや石積み、造成まで、要するに何でもやりますよ、と言うスタンス。
そして、今年のテーマはかまど造り。
10名の定員、3回シリーズで始まったこの企画。
7月8月9月と行われたワークの様子を報告。
7月17日の部。
初めての方もいて、少しだけ緊張のスタート。
今回のかまど企画、コーディネーターのケイスケ君が仕切ってくれたので心強い。
まずはかまどの土台となる日干しれんが造り。
粘土と砂、漆喰などを混ぜてミキサーで練る。
練った土を型にはめて抜くと日干し煉瓦ができる。
1ヶ月ほど乾かして完成。
子供達は泥だんご造り。
お昼はおかず持ち寄りで、ご飯とお汁をスタッフのカミちゃんが作ってくれた(心強い)。
参加者の方が持って来てくれた絵本。
アフリカの小学校でかまどを作った日本人の話。
とても参考になった。
こういうの、嬉しいね。
日干し煉瓦と同時進行で、かまどの土台造り。
焚口の下は耐火レンガ、ほかは赤レンガを並べモルタルで目地埋めして完成。
この日はここまで。
8月に続く。