現在施工中「長坂の家」で、内部の造作がほぼ終わり、瀬戸漆喰の下塗りが始まった。
いつもの左官屋さんが3人で来てくれ、先ずは養生と材料の練り戻し。
いざ塗り始めるとあっという間。
次々に壁が白くなっていく。
今回はキッチンの天井も、木摺り下地に瀬戸漆喰で施工してみた。
左官屋さんが心配して、何種類かネットを持ってきてくれたが、使う必要はなく、壁と同じようにシンプルに施工。
午後3時には、下塗りが終了。
お疲れ様でした。
今回は10日間の養生の後、2度目を塗る予定。
工事もいよいよ大詰め、完成間近。
このお宅も、石膏ボードと合板を使わず施工することが出来た。
脱石油・化学製品(ビニルクロス、ボンド等)、脱石膏ボード、脱合板を実行することで、室内の環境が驚くほど良くなる。
昔の家は、みんなそんなもの使わなかったんだよね。
少しの工夫と、その一歩を踏み出す勇気、そして良い出会いとそのタイミングで、長く住む家の性能が決まってしまう。
皆さん、家づくりは慎重に。