現在建築中、北杜市長坂の家。
外壁2階部分は、信州産カラマツの本実板縦張り。
1階は瀬戸漆喰を塗る予定で、下地となる木摺りの取り付けが終わった。
あとは左官屋さんを待つばかり。
博山先生書、瀬戸漆喰の看板を掲げた。
この字を見ると元気になる。
こちらは玄関ドア。
玄関に窓がないのでガラス入りを選択したが、中が明るくなり正解だったようだ。
外部の大工工事はほぼ終わり、中の造作に移る。
今応援で3人の大工さんが入ってくれているが、みんな僕よりも年下の人たちばかり。
これまで、どちらかという年配の親方衆と仕事をする機会が多かったので、こんなことは初めてだ。
若いが3人ともよく仕事ができるので、とても助かっている。
聞けばみんな、親が大工だったり建具屋だったりと、いわゆる2代目。
特に職人は、代を重ねることも大切なことだということを感じた。
若く仕事のできる大工さんは、将来性を感じてとても頼もしい。
普段は、新建材をふんだんに使う仕事が多いようだが、たまには今回のように、合板やボードを全く使わない仕事も、彼らにとっては新鮮なのではないだろうか。