峠の釜めし

釜を使ってみて、改めて感じた峠の釜飯の凄さ。
そういえばこの駅弁、子供の頃に何度か食べたきり、大人になってからちゃんと食べたことがなかったような気がする。
実はそれには理由があって、ご飯の上に乗っている具の中に、食べられないものがあるのだ。
その一つが椎茸。
子供の頃は食べられなくても大人になって食べられるようになった食材はたくさんあるが、椎茸はいまだに食べられない。嫌いとかではなく、食べられないのだ。
もう一つが、あんずだ。
あんず単独ならまだいいが、なぜ弁当の上にそれが載っているのか、その頃のぼくには理解できなかった。

峠の釜めし

そんなわけで敬遠していた「峠の釜めし」だが、かま欲しさも手伝って、久しぶりに買って食べる気になった。
ちょうど行きつけの金物屋に行く用事があったので、近くにある諏訪のおぎのやさんに寄ってかまめしを購入、1000円也。
ついでにダメもとで「かまをもらえませんか?」と聞いてみたら、電話では断られたのにあっさりOK、ラッキー、言ってみるもんだ。
食べてみた感想は、子供の頃の記憶以上、そして想像以上においしくバランスもよく、さすがに人気の弁当は違うと妙に感心してしまった。
そして苦手の椎茸はともかく、あんずの方は、デザートとして考えれば十分許容範囲。
美味しい釜飯を食べ、かまも手に入れて、すごく得した気分だった。
また明日からせっせと自家製かまどめしを炊くぞという、やる気が湧いてきた。

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  1. 2015.07.25

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