博山ギャラりーに入ると、正面に「盤遊」と書かれた大きな額が飾られている。
もちろん博山先生が書かれたものだ。
先生が小淵沢に来られて最初に書かれたのが、この「盤遊」の書なのだそうだ。
盤遊とは「楽しく遊ぶこと」と、先生は教えてくれた。
その盤遊の看板が、先生のお友達、工務店社長のIさんのために作られようとしていた。
板は桜。
I社長が、自宅の藤棚の下に飾るつもりとか。
盤遊の看板の下で花見とは、いかにも洒落ている。
どんな看板になるのか、また一つ、先生のギャラリーに立ち寄る楽しみが増えた。