11月19日(土)、20日(日)の二日間にわたって行われた版築ロケットストーブ製作ワークショップ、大勢の方の参加を頂き無事終了。充実のワークショップだった。
この一週間、私はサンプルや型枠づくりを含めて、ワークショップの準備にかかりきり。
ワークショップ前日には、午後、遠野さんが到着。
夜中の1時過ぎまで、二人で土作りなどの準備を行った。
私は、直前に変更した図面で型枠づくり。
どうにかワークショップに間に合わせることが出来た。
当日は土砂降りの雨のなか、20名以上の方が集まって下さった。
今回の参加者の特徴として、建築士や大工さん、工務店さん、ストーブ屋さんなど、プロの方が多かったこと。
それだけ土の建築に、興味を持って頂いているプロの方が増えたとということ。
休憩時間を利用して、自己紹介タイム。
皆さんすごい経歴の持ち主ばかり。
夜は遠野さんによる、映像を使った土建築の講義。
版築の海外における事例や、先日韓国で行われた土建築サミットの様子など、他ではなかなか聞けないレベルの高い内容の講義でした。
翌日は快晴。
朝から版築作業。
版築ロケットストーブの型枠。
全ての型枠を取り外すことにしたため、結構複雑な仕掛けになった。
今回のワークショップでは、版築ロケットともう一つ、古畳を使ったロケットストーブを作ってみた。
こちらは、完成までは行かなかったけれど、最後に枠を外してみた。
雨で水分調整が難しかったけれど、綺麗な版築の模様が現れた。
その前で記念写真。
二日目の午後からは、北杜市在住のパーマカルチャーデザイナー四井真治さんのお宅に移動。
昼食を頂いた後、四井さんのレクチャー。
パーマカルチャーの仕組みを生活に取り入れている四井さんの話は説得力があり、それぞれの暮らしに取り入れるヒントがたくさんあった。
今回のワークショップ、参加して下さった方々が皆さん素晴らしく、充実したワークショップなりました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
ワークショップで途中まで作業した版築ロケットストーブは、今残りの作業をやっています。
完成を楽しみにしてください。