これまで多くの人に勧め、実際に何軒かのお宅で施工をさせていただいたペチカ。
ついに、というか、やっとというか、ようやく自分の場所(事務所)で設置することになった。
ペチカとは、レンガで出来た蓄熱式の薪ストーブのこと。
焚き口から本体(煙道)煙突までレンガで作られており、薪が燃えて発生する熱エネルギーをレンガに蓄熱する仕組み。
メリットとしては、燃焼の時間を短縮できる。(レンガに熱が伝わる間1時間半ほど)それにより、薪の節約になる。
放熱だけに頼らず、輻射熱や遠赤外線が長時間持続することで、暖かいだけではない快適な環境を作ることができる。
ペチカを専門にやっておられる業者(左官)さんもおられるが、今回は知り合いの左官屋さんに仕事を依頼。
今回使うレンガは約600個。
これだけたくさんのレンガを積むのは初めての経験らしく、墨出しや丁張りなどの段取りはこちらで行なった。
それでもさすがに本職さん、慣れてくると面白いように仕事が進んでいく。
二日目でここまで積み上がった。
まだ夏前だが、もうすでに今年の冬が楽しみになってきた。