直焚き風呂の築炉作業を今やっている。
本来なら、1年で一番寒いこの時期には避けたい仕事だが、色々な都合でどうしても今やらなければならない。
作業中は灯油ストーブを焚き、また夜間は七輪で練炭を焚きと、出来る限りのことはやりながら作業を進めている。
先ず耐火煉瓦でベースを作り、そこに大和重工の直焚築炉ユニットを組んでいく。
この日は、安曇野の古幡左官さんが応援に来てくれた。
1段目完成。
明日風呂釜を乗せ、2段目を積む予定。
それにしてもこの時期、この手の作業はなかなかつらいものがある。
砂も水も凍っていて、まともな材料を確保するのも一苦労。
暖房したり養生したりと、余分な手間が増えるので効率も悪い。
それでもやらなければならない。
仕事としては厳しいが、この手の物は結局煙道の引きが勝負で、実際に焚いた時の引きの強さを想像しながらする作業は案外楽しいものだったりする。
明日も頑張ろう。