この日は、落とし込み工法の家の、完成引渡しの日。
出来たばかりのキッチンカウンターに据えたのは、昨日名古屋から持ち帰った漆喰かまど。
ピカピカのキッチンにピカピカの漆喰かまど。
オーナーさんに紹介したところ、とても気に入っていただき、キッチンとかまどの使い初めとなった。
一合のご飯を、市販の固形燃料で炊く。
炊きあがりはこちら。
窯に入れたご飯の中央がふっくらと盛り上がっていて、見るからにおいしそう。
炊いたご飯はオーナーさんと有賀製材の社長さん、そして私の3人で美味しくいただきました。
残っていた細かい作業を終え、引渡し完了。
変更になった電気器具取り付けなど、もう何度か作業に伺う予定だが、一つの区切りとしてここまで責任を果たすことが出来たことに一安心。
昨日名古屋から持ち帰った漆喰かまども紹介できて、二重の喜びだった。
写真はないけれど、ペチカも順調に燃えていて、とても暖かかった。
玄関には、オーナーさんの知り合いのお母さん(御年86歳とか)が作ったリースが飾られていて、とても印象的だった。
この日、有賀製材の社長さんには自家製はちみつをいただき、オーナーさんには素敵な日本手ぬぐいをいただいた。
もちろん最初は仕事としてかかわったこの工事だが、現場での作業が進むにつれ、ぐうたら村の村づくりやいくつかの小屋づくり、ワークショップなどを通して、オーナーさんやオーナーさんにつながる人々との交流も深まり、関係業者さんとも信頼関係を築けたことが、何よりの喜びであり収穫だった。
皆さん、ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。