信州飯田の近藤材木店さんの現場で、瀬戸漆喰を使った内壁下塗り工事が行われ、納品と壁塗りのお手伝いに伺った。
棟梁はわいまつ氏。
現場は木摺り下地が終わり、養生までやってある状態。
ここに瀬戸漆喰を塗っていく作業。
矩勾配の妻壁への木摺り下地のやり方、参考になります。
ロフトのこの空間、とても良い雰囲気でした。
天窓周りの下地。
階段下、寝室側の箪笥に合わせてちょっと変わった納め方がしてあった。
瀬戸漆喰の袋をあけ、2つの樽を使ってハンドミキサーで練り戻し。
中心になって練ってくれたのは、近藤社長ご夫妻。
今回は、本職の左官職人さんが2名来てくれていた。
お二人とも高い技能を持った方であることは一目瞭然。
見ていて気持ちいいくらいの素晴らしい仕事だった。
次々と壁が塗られていく。
僭越ながら、私も一日壁塗りを手伝いました。
お昼には、この家を設計した設計士の方が具だくさんの味噌汁を準備して下さった。
美味しかったです。
この日は生憎の雨だったが、10名以上の方が作業に参加してくださった。
午後からも引き続き壁を塗り、3時過ぎにはすべての下塗りが終了。
作業終了後、左官屋さんによる色粉を混ぜて仕上げのサンプル塗り。
多くの方に瀬戸漆喰を体験して頂き、様々な感想が聞くことが出来てとてもいい勉強になった。
内部の壁すべてが瀬戸漆喰仕上げのこのお宅、完成が楽しみ。