ミニかまど初炊き

先々週、ぐうたら村のワークショップで作った植田親方のミニかまど、完全に乾いたようなので試し炊きしてみた。

かまど

今回は、ネット通販で取り寄せたステンレスアルミの羽釜で、1合炊きに挑戦。

かまど

羽釜が少し小さめなのと、水が少し多めだったので吹きこぼれたが、炊き上がりは最高。
炊いたご飯は家族みんなで、夕食で頂きました。

かまど

四角いかまども良いが、この形もまたよろし。
ご飯の楽しみが広がります。

柔道関係の本4冊

先週末、瀬戸漆喰の講習会で広島へ行った日、午前6時富士見駅発の電車に乗り、塩尻で乗り換え、しなの-のぞみーローカル線と乗り継いで、目的地の安浦駅に着いたのは13時半、約7時間半の道程だった。
何もなければ苦痛の時間だが、今回は読みたい本があったので、車中ではひたすら読書に没頭していた。
持って行った2冊の本がこちら。

増田俊也著「七帝柔道記」(角川書店)
本

眞神博著「ヘーシンクを育てた男」(文藝春秋)
本
どちらも柔道の本だ。

高校時代、柔道は必修科目で、毎週2回柔道の授業があった。
夏場はそうでもなかったが、特に冬場の柔道の授業はつらく、最後まであまり好きになれなかった。
そんな、たいして柔道好きでもない者がなぜこんな本を読んでいるのかというと、その前に読んだ2冊(上下巻)の本が強烈だったから。
その本というのは、

増田俊也著「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 上・下」(新潮文庫)
本

戦前・戦後を通して活躍した、柔道家・木村政彦の伝記であり、日本における柔道、柔術の歴史が深く掘りさげられ紹介されている。
表題の力道山はもちろん、その時代を生きた格闘家たちも数多く登場する、まさに日本の格闘技界の歴史書と言ってもいいかもしれない、それ程インパクトのある本だった。
また、戦時中の動乱に巻き込まれ、振り回された人々の様子も描かれていて、今回僕が呉のヤマトミュージアムに立ち寄ろうと思うきっかけにもなった。

スポーツは、実力の世界と言われている。
当然、肉体をぶつけ合う格闘技こそ、実力がモノを言うはずなのだが…。
プロレスがショーであることは、僕が子供の頃にはすでにもう誰でも分かっていたが、時代の大きなうねりの中で、様々な利権が絡み、政治的な動きに翻弄されつつ、最強の実力を持ちながら、歴史から忘れされれる運命にあった木村政彦の生涯。
悲しくも哀れで、それでいて輝きを放つ彼の生き様は、男としての共感と憧れを持って見ることが出来る。
柔道・格闘技好きはもちろん、少しでも柔道をかじったことのある人には、お勧めの1冊。

ミニかまど、勢揃い

今うちにあるミニかまどが、工房に勢揃い。

かまど

今度参加することになった、とあるネットショップの取材で、ミニかまどを紹介させてもらった。

かまど

ウチから出す予定のモノは、木のチリトリと漆喰かまど。
今回の取材、2時間半に及んだ。

かまど

かまどご飯、実際炊いてみる。
加村さんの赤磨き3合炊きかまどに、織部焼きの羽釜の組み合わせ。
30gの固形燃料3個使用。

かまど

こちらも加村さんの白漆喰1合炊きかまどに、ステンレスアルミの羽釜。
こちらは固形燃料1個。

かまど

その他にも、植田親方の2合炊きかまどと、自作の1合炊きかまどを試してみた。

30分後炊き上がり、カミさんによる盛り付け。

かまど

ご飯と梅干と漬物、これで充分ご馳走。

かまど

おむすびも、とても美味しかった。
戸隠の根曲がり竹のそばざるに、裏山から採ってきたリョウブの葉。
こういう使い方もありだね。

かまど

何か新しいことを始めるということは、それはそれでエネルギーが必要だが、その分新しい出会いや気付きがあり、とても良い経験になる。
質問を受けたり疑問に答える中で、新たな発想が生まれたり閃きがあったり、良い勉強になった。

今回参加するネットショップ、もう少し話が進んだらちゃんと紹介するつもりだが、八ヶ岳周辺にはおもしろい人が多く、人を引き付けるパワーがあるようだと改めて感じた。

植田親方によるミニかまど講習会inぐうたら村

ぐうたら村で行われた、植田親方によるミニかまど講習会の報告。
午後1時半、村長さんも来られて始まりの挨拶からスタート。

かまど

親方が連れてきてくれた若手3人も大活躍、かまどの材料作り。

かまど

ミニかまど作りのために、きちっと整理された道具類。
こういうところ、見習いたいです。

かまど

かまどの土を盛る、植田親方。

かまど

いよいよ、かまど作りが始まった。

かまど

これはかなり進んで、一度目の成形が終わった状態。

かまど

かまど

かまど

あっという間に3時になり、お茶の時間。
ぐうたら村に来た人の、大きな楽しみの一つがこのお茶の時間。
この日も若女将、大活躍。

かまど

休憩の後は、いよいよ仕上げの工程。
色土を塗って磨いたり、そのまま磨いたり、焚口を開けたりする作業。

かまど

櫓の上から見たら、皆さん本当に楽しそうだった。

かまど

色土チーム、それぞれ個性的な仕上がり。

かまど

こんな顔に仕上がりました。

かまど

最後に、参加者全員で記念写真。

かまど

わずか半日のかまど作りだったが、とても内容が濃く、参加して下さった皆さんの記憶に残るワークショップだったと思う。
是非、今日作ったかまどで、実際にご飯を炊いてみてください。

ここからはおまけ。
前回作ったマンガ小屋のミニビオトープ、しっかり機能していて、その上メダカも泳いでいてびっくり。
日々進化するぐうたら村。

かまど

今回参加して下さって皆さま、また、遠いところ日程をやりくりして来てくださった植田親方、若手の職人さん方、ありがとうございました。